新年のご挨拶

  新年明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり誠にありがとうございました。皆様方におかれましては、輝かしい新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。
 本年は干支が丙午(ひのえうま)にあたり、「物事が勢いよく進み、変化を伴いながら新たな局面へ向かう年」とされております。社会や市場環境の変化が一層加速する中、柔軟な判断力と迅速な行動力が、これまで以上に求められる年となります。
 さて、我が国経済は、インバウンド需要の定着や雇用環境の改善など、一部に持ち直しの動きが見られます。その反面、生鮮食品を除いた消費者物価指数上昇率が22年4月から3年半に渡り日銀が目標とする2%を上回るという景気に、賃金の伸びが追い付いていけてない為、実質賃金のマイナスは続き、生活者の節約志向は一層高まっております。その結果、消費行動においては、価格を重視する購買と価値を認めた商品への選別的支出が同時に進む「二極化」が顕著となっております。特に食品・日用消費財分野においては、トレード・ダウンの動きが継続する一方で、機能性や利便性、安心・安全といった付加価値のある商品への需要も根強く、売場づくりの難易度はこれまで以上に高まっております。また、慢性的な人手不足や物流コストの上昇、原材料価格の高止まりといった構造的課題に加え、気候変動による高温化と異常気象の常態化は、季節需要の変化を加速させ、小売業様の「売場」に大きな影響を及ぼしております。
 コロナ禍以降、生活者の購買行動も大きく変化しました。具体的には「①近くのお店で買い物をする」「②買い回りをしない」「③買い物の頻度を減らす」といった3つの変化です。このような変化は、地域密着型の小売業様を更に成長させる一方で、生活者の消費パターンに対する深い理解が求められます。節約志向が更に高まる中、小売業様の店頭では「来店客数・買上点数」の減少といった課題も浮き彫りになっています。弊社はこの課題に対し、売場をより活性化する為に、長くなる春夏商戦を見据えた「季節」と「新しいカテゴリー」の取り込みを提案してまいります。売場とは地域の生活者の皆様と商品の出会いの場であります。弊社は今後も地域の生活者の皆様に寄り添ってまいります。これは、地域人密着卸の使命であると考えております。「季節軸から気温軸」「備える」、「新しいカテゴリー」である「四季から六季」「100・20運動」という発想を具現化していくことも必要です。
 我々の勝負の場所である「店頭」にわざわざご来店して頂く生活者が最も望む品揃えにし、更にお店のファンになって頂くお手伝いをするのが私どもの「営業担当」です。側面からお役に立たせて頂いている関係各部署の『麻友スタッフ』、グラム単位で計量検品するピッキングカートによって正確な出荷作業を行い、緑ナンバーの営業配送で物流を担う『麻友エース』。AIと計量システムを併用した新しい物流の仕組みで、引き続き生産性向上に取り組んでまいります。麻友グループが三位一体となり、より一層の皆様からのご期待に応えられますよう、誠心誠意をもってお取り組みさせて頂きます。
何卒、皆様におかれましては、旧に倍するご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして新年のご挨拶とさせて頂きます。。

令和8年1月
 
                                          株式会社  麻友
                                     代表取締役社長 清水 政弘

2026年01月01日